指先をスライスした話
1ヶ月くらい前、家で旦那さんと話をしながら、赤パプリカをスライサーでスライスしていたら、右の薬指の指先の肉をすってしまったΣ(゚Д゚)
直径8ミリくらいの楕円状、厚さは2ミリくらい。
端っこが、かろうじて繋がっている状態Σ( °◇° )
指の肉が分離するなんて経験したことないし、痛いし治るか分からないし、絶望の淵にいたけれど、二週間ののち、希望を確信したので、対処法の記録とともに文章に残す。
●スライスしたときの状況と止血
話しながら、大して力のかからないパプリカをスライスしてたので、シュッシュッシュッと手早くやっており、思い切り切ってしまった。
それに気づき、まずはキッチンペーパーで患部を押さえ、手を心臓より高い位置に上げた。
〈メモ〉キッチンペーパーで止血したのは◎
ティッシュペーパーだと傷口にカスが残ってしまう可能性がある。
●恐る恐る確認&さらに止血
5分位して、恐る恐る傷口を確認。
切り口が鋭利だからか、そんなに血は出ていない。一度、水で流して、さらに止血。
〈メモ〉たまたま家に消毒液がなかったから、水で洗浄したのだけど、これが◎だったみたい。モイストヒーリングの場合、消毒液は浸出液の大事な成分まで殺してしまうのでNG。
●モイストヒーリングの絆創膏をはる
10分以上止血していても、血は完全にはとまらなかったため、ある程度のところで、絆創膏。肉が削がれていたため、完全には血は止まらず。
家に、「ケアリーヴ 治す力」という、モイストヒーリングの絆創膏があったので、取れた肉をピタッとくっつけるように、上から固定。サイズ的に微妙だったので、指先で十字にして2枚貼った。
●はやく治るように祈る
あとは、ネットで調べても、放っておくしかないようなので、気になりつつ祈る。
ケアリーヴが剥がれてしまわないように、指先にはめる包帯を装着して普段は過ごす。
お風呂に入るときには、サランラップで巻いて、水が入らないように気をつけた。
●気になって開けた(3日後)
ケアリーヴの説明書に「2~3日に1回は傷口の様子を確認するように」と書いてあったため、3日後に一度開けてみる。
が、血は止まっているけど、離れた指先はくっついていないので、絆創膏とともに肉も剥がれかける(汗)
匂いをかぐと、なんだか蒸れたおっさんの足みたいな臭がしたので、水で流し、再度、ケアリーヴを貼った。
●ひたすらモイスチャー絆創膏と水を避ける日々
それからは、5日間間隔でケアリーヴや傷パワーパッドを張り替える。
また、5日間、粘着力がもつように、水仕事のときは手袋、お風呂のときはサランラップを巻いて保護。
貼替えのときは、水で流して、蒸れたおっさんの足の臭みを流すということを、繰り返す。
●3週間くらい経過すると…
削ぎ落とした指先の肉が、元の指の中に埋まるようにくっついてきた(!)
元の指がくっつけた肉を飲み込む感じ。
その上、全体的にはとても薄い肉の膜ができている。
しかも、肉と肉の境目の皮膚の皮が剥けやすくなっており、絆創膏を剥がすときの引っ張りで、傷ぐち以外の皮がピリーっとむける。
直感的に、あまり触ったり、刺激を与えてはいけない感じがしたのと、もう湿潤液は出てこないので、モイストヒーリング不要と見なし、今度は、ガーゼ部分の大きな絆創膏で、患部を保護。
また、患部が乾燥していたので、ワセリンも薄く塗った。
●5週間で、完治!元通り!
1ヶ月経過では、まだ皮膚が薄い感じがあり、いつもどおり完治したのは5週間くらいたってから。
一度は、肉が削ぎ落とされたのに、くっつき、埋め込まれ、同化して、今や何事もなかったかのように回復しています。
これからも、モイスチャーヒーリングの傷パワーパッドとケアリーヴは常備品として、保管しておきます。
治す力、ばんざい!!