あがり症のわたしと2回目の採卵
採卵、やってきました。
前回、局所麻酔が効いておらず、トラウマになった経験から、今回は静脈麻酔で寝てる間に採卵する計画でした。
採卵の局所麻酔が効いてなかった(白目) - オレンジみかづき
前の日は仕事が少し遅くなったこともあり、旦那さんと駅前で蕎麦を食べ、絶食の21時前に無事、アイスまで食べ終わりました。
早めに寝ようとしていたのですが、蒸し暑かったこともあり、なかなか寝付けなかったです。いつもは最後まで聴き終わらないヨガアプリも最後まで聴いてから就寝。
当日の朝は、わたしは化粧もご飯もないので、ササッと準備ができました。
ノロノロ動いている旦那さんに内心少し苛立ちながら、採精カップを渡し、おとなしく待つ。程なくして、ヨロヨロと寝室から出てきた旦那さんからカップを受け取り、ジップロックに入れてからブラの上のところで挟んで支度完了。
いままでは寒い季節だったので、上からコートを着ると目立たなかったけど、シャツ一枚では、少し目立ったかな。
そして、予定通り病院に向かいました。ここからは、病院の内容を箇条書きにします。
採精カップの受け渡し
受付を済ませてから、秘密の小部屋で採精カップの受け渡し。ガラス戸越しに、胸元からブツを取り出し相手に渡す。
本人確認で名前と住所を言うのですが、番地を間違えたのは、緊張のはじまりでしょうか(笑)
血圧測定とリストバンド装着
処置室で、血圧をはかり、同意書の確認とリストバンド装着。
リカバリールームで着換え・内診・点滴
今回は静脈麻酔のため、ベッドに通されました。(局所麻酔のときはリクライニングチェアでした)
ここで術衣に着換え、その後、排卵してないか確認の内診と、中の消毒。
その後、左腕に点滴の針を入れられます。少しだけ痛かったけど、次第に慣れました。
待ち時間で読書とトイレ
あとは、ゆっくり待っててねということで、持ってきた本を読みながら、ドキドキして待ちます。採卵10分前くらいに、トイレに案内されました。
採卵!!!
看護師さんに呼ばれて、採卵の部屋へ。
今回の施術台は内診のときのような動く椅子でした。
右腕に血圧計をつけられ、左の人差し指には酸素計。前回とは違うと頭では分かっていても、身体は緊張していたみたいです。
麻酔科の先生に「深呼吸してくださいねー」と言われて深呼吸するけど、血圧計がかなり高かったらしい。「緊張しちゃいますよねー」と言われながら、3回ほど計測するけど、血圧は下がらず。(後で聞いたら170くらいあったらしい(汗))
「じゃあ、○○にしましょう」と、何やら薬剤を切り替えるような指示が出て、「ゆっくり、寝てていいですからね」と言われる。
麻酔の、意識が遠のく感じはなくて、なんとなく意識が薄くなっている感覚はあったけど、「あれ?寝れないよ!」と思っているうちに、おまたの方で、なにやらチクチクした感触が。
結局、終始意識がはっきりしながら、前回ほどの痛みはなく、採卵は終わりました。
安静時間
採卵室でベッドに乗せられ、そのまま元いた場所につきました。点滴は残ったまま、右腕には血圧計がついており、10分おきくらいに自動的に計測されていました。
麻酔で寝ていたわけではないので、頭がぼーっとする感じもなく、意識もずっと続いたまま。横になっていたら少し寝ていました。
点滴が終わり、針と血圧計を外したら、お茶とナッツのお菓子が出され、ゆっくりいただいてから、もとの服に着替えました。
結果を聞く
下腹部が少しチクチク痛むくらいで、特に出血などしていないことを確認してから、結果を聞きました。
今回は5つ採卵できました。あと3つ採ったけど、中身がないものだったとのこと。
前回は使える卵が3つで、最終的に凍結胚盤胞になったのは1つだけだったので、数が増えました。
旦那さんの精子は、前回は元気がないと指摘されてしまったのですが、今回は調整後の運動率が80%で元気でした☆ただ、前回と同じく全て顕微授精をお願いしました。
旦那さんも前回「元気ない!」と言われてから、積極的にエアロバイクなど運動してくれていたのが、結果に出たみたいです☆
明日、またその後の経過を聞き、どこまで卵を育てるか決めるけど、胚盤胞までお願いすると思います。
麻酔について聞いたところ、眠らせる麻酔は、心臓の動きを活発にする働きがあるそうです。それによって血圧が上がってしまうので、今回のわたしの状態では危険とみなして、他の薬にしたとのことです。
そちらの場合、鎮静効果はあるけど、鎮痛効果は弱いとのこと。また、心臓の動きを弱くしてしまうので、必要最低限だけ使ったとのことです。
初めて大学病院で子宮頚がんの円錐切除手術をしたときも、手術前の血圧が150くらいまで上がっていました。このあがり症、なんとかしたいなぁ(笑)
とりあえず、今日は家でゆっくり休むこととします。