凍結胚がよっつ○○○○
採卵した卵子5つのうち、次の日にはひとつが萎んでしまい、残る4つが胚盤胞チャレンジの対象でした。
今日、お話を聞きに行ってきたところ、その全てが凍結胚盤胞になったとのこと!!すごい!!
受精卵が胚盤胞になる確率は半々と言われてて、クリニックの待合室では「ひとつも残らなかったらどうしよう」とかネガティブイメージが頭をよぎり、必死で細胞分裂してるイメージトレーニングをしていました(笑)
採卵前のホルモン値検査ではFSHの値が高いくて卵巣機能が低下してるという指摘があったけど、今回は卵ちゃんががんばってくれて、なんとかそこはクリアできたみたい。
あと、今回は旦那さんの精子の濃度と運動率が改善していたこともあり、前回の1/2に対して4/4になったのかもしれない。
嬉しくて、自分へのご褒美に(何故(笑))、オゥパラディの髪の毛用フレグランスを買いました。
ここからは、わたしの身体と心が大事。
というわけで、さっそく、今週末は整体に行ってきます。
家から少し遠いけど、ブライダルエステで通った、整体が基本のオイルもやっているお店。
ブライダルのときは、ここに通っているだけで身体が整ったから、妊活の相談もしてみます。
あがり症のわたしと2回目の採卵
採卵、やってきました。
前回、局所麻酔が効いておらず、トラウマになった経験から、今回は静脈麻酔で寝てる間に採卵する計画でした。
採卵の局所麻酔が効いてなかった(白目) - オレンジみかづき
前の日は仕事が少し遅くなったこともあり、旦那さんと駅前で蕎麦を食べ、絶食の21時前に無事、アイスまで食べ終わりました。
早めに寝ようとしていたのですが、蒸し暑かったこともあり、なかなか寝付けなかったです。いつもは最後まで聴き終わらないヨガアプリも最後まで聴いてから就寝。
当日の朝は、わたしは化粧もご飯もないので、ササッと準備ができました。
ノロノロ動いている旦那さんに内心少し苛立ちながら、採精カップを渡し、おとなしく待つ。程なくして、ヨロヨロと寝室から出てきた旦那さんからカップを受け取り、ジップロックに入れてからブラの上のところで挟んで支度完了。
いままでは寒い季節だったので、上からコートを着ると目立たなかったけど、シャツ一枚では、少し目立ったかな。
そして、予定通り病院に向かいました。ここからは、病院の内容を箇条書きにします。
採精カップの受け渡し
受付を済ませてから、秘密の小部屋で採精カップの受け渡し。ガラス戸越しに、胸元からブツを取り出し相手に渡す。
本人確認で名前と住所を言うのですが、番地を間違えたのは、緊張のはじまりでしょうか(笑)
血圧測定とリストバンド装着
処置室で、血圧をはかり、同意書の確認とリストバンド装着。
リカバリールームで着換え・内診・点滴
今回は静脈麻酔のため、ベッドに通されました。(局所麻酔のときはリクライニングチェアでした)
ここで術衣に着換え、その後、排卵してないか確認の内診と、中の消毒。
その後、左腕に点滴の針を入れられます。少しだけ痛かったけど、次第に慣れました。
待ち時間で読書とトイレ
あとは、ゆっくり待っててねということで、持ってきた本を読みながら、ドキドキして待ちます。採卵10分前くらいに、トイレに案内されました。
採卵!!!
看護師さんに呼ばれて、採卵の部屋へ。
今回の施術台は内診のときのような動く椅子でした。
右腕に血圧計をつけられ、左の人差し指には酸素計。前回とは違うと頭では分かっていても、身体は緊張していたみたいです。
麻酔科の先生に「深呼吸してくださいねー」と言われて深呼吸するけど、血圧計がかなり高かったらしい。「緊張しちゃいますよねー」と言われながら、3回ほど計測するけど、血圧は下がらず。(後で聞いたら170くらいあったらしい(汗))
「じゃあ、○○にしましょう」と、何やら薬剤を切り替えるような指示が出て、「ゆっくり、寝てていいですからね」と言われる。
麻酔の、意識が遠のく感じはなくて、なんとなく意識が薄くなっている感覚はあったけど、「あれ?寝れないよ!」と思っているうちに、おまたの方で、なにやらチクチクした感触が。
結局、終始意識がはっきりしながら、前回ほどの痛みはなく、採卵は終わりました。
安静時間
採卵室でベッドに乗せられ、そのまま元いた場所につきました。点滴は残ったまま、右腕には血圧計がついており、10分おきくらいに自動的に計測されていました。
麻酔で寝ていたわけではないので、頭がぼーっとする感じもなく、意識もずっと続いたまま。横になっていたら少し寝ていました。
点滴が終わり、針と血圧計を外したら、お茶とナッツのお菓子が出され、ゆっくりいただいてから、もとの服に着替えました。
結果を聞く
下腹部が少しチクチク痛むくらいで、特に出血などしていないことを確認してから、結果を聞きました。
今回は5つ採卵できました。あと3つ採ったけど、中身がないものだったとのこと。
前回は使える卵が3つで、最終的に凍結胚盤胞になったのは1つだけだったので、数が増えました。
旦那さんの精子は、前回は元気がないと指摘されてしまったのですが、今回は調整後の運動率が80%で元気でした☆ただ、前回と同じく全て顕微授精をお願いしました。
旦那さんも前回「元気ない!」と言われてから、積極的にエアロバイクなど運動してくれていたのが、結果に出たみたいです☆
明日、またその後の経過を聞き、どこまで卵を育てるか決めるけど、胚盤胞までお願いすると思います。
麻酔について聞いたところ、眠らせる麻酔は、心臓の動きを活発にする働きがあるそうです。それによって血圧が上がってしまうので、今回のわたしの状態では危険とみなして、他の薬にしたとのことです。
そちらの場合、鎮静効果はあるけど、鎮痛効果は弱いとのこと。また、心臓の動きを弱くしてしまうので、必要最低限だけ使ったとのことです。
初めて大学病院で子宮頚がんの円錐切除手術をしたときも、手術前の血圧が150くらいまで上がっていました。このあがり症、なんとかしたいなぁ(笑)
とりあえず、今日は家でゆっくり休むこととします。
採卵まであとすこし。
先週はクロミッド&自己注射な日々でしたが、今週は毎日通院して、採血&筋肉注射&お腹注射のジャンキーな日々です。
2回目だと、どのくらい待つか、何をするか、どのくらい痛いか、この先どうなるかといったところで、経験から分かるぶん、精神的には少し楽で余裕があります。
複数ある卵胞のうち、ふたつが成長著しいようで、それらを保ちながら他のたまごを育てている状況です。
予定では金曜日に採卵。前回のことがあるので、静脈麻酔を念押ししました。
通院後は、駅前の雑貨屋さんを覗いたり、本屋さんで待ち時間の本を物色したりしながら、お弁当を買ってから出社しています。
慌てて仕事することないし、上司がサポートしてくれているので、自分に甘く余裕を保って仕事してます。
前回は精子の運動率が低めだったこともあり、今回は、旦那さんも積極的に運動をして、ストレスフリーを心がけてくれています。
体外受精になると、なかなかタイミングもしなくなってしまうので、計画的に自分で出すこともしてくれています(笑)
不妊治療って、なんだか不思議。本来、ロマンチックなムードで致すことを、メカニズムを取り出して、合理的に行う。人間の新しい営み。
わたしたち夫婦の場合、レスになりつつあるけれど、一緒に生み出そうと共同作業している気分です。
がんばろう、わたしたち。
夫婦でフレンチレストランからの、採卵周期スタート!
先週末は、旦那さんのボーナス祝で、三ツ星フレンチレストランに行ってきました。わたしはボーナスに縁のない仕事をしているので、ただただ、感謝。ありがたいことです。
ここ3年くらい着ている、イッチョウラのよそ行きワンピに袖を通し、普段はしまい込んでいるダイヤの婚約指輪をつけ、耳には母に譲ってもらった真珠のイヤリング。
前回は初めて緊張しながら行ったお店でしたが、2回目の今回は、夜景の綺麗な席に通され、ゆったりと食事と会話を楽しむことができました。
生理初日にあたったこともあり、多少のワインもいただきました☆
夫婦二人、気ままに暮らし、時には美味しいものを食べ、旅もする。恵まれた生活だなと、心から思います。
子供ができたら、ふたりの役割は変わり、守るべきものを持ち、強くなる。それも、いい。
旦那さんと、幸せの認識あわせのようなこともできました。
さて、そして今日からが2回目の採卵に向けての通院初日でした。血液の数値は、前回と比べて卵巣機能のFSHが高くなったと(*_*)
えーん。なにが原因?老化?
ただ、前回と同じ内容で、お腹注射を1回増やしていくという方針になりました。
というわけで、明日から1週間、クロミッドとゴナールエフの自己注射の日々が始まります。
勤務時間がマイナスになっても、できるだけ定時で帰るぞ!!!
近況と週末旅行のこと
前回の、たったひと粒の受精卵の移植失敗から1ヶ月が経ちました。次の採卵チャレンジについては、GW終わってからということにしたので、妊活のことを考えない生活が続いています。
GWは遠くには行かずに、ほぼ都内でのんびりと過ごしていましたが、半ばくらいに、生理が終わって1週間くらい経ったあとなのに不正出血があり、救急にかかってきました。
救急なので、急を要する出血ではないと判断されたことと、子宮からくる生理の経血のようなものだろうという判断で終わりました。
不妊治療でホルモン治療していて、辞めたときにバランスが乱れることはあるそうです。
5日間くらい出血は続きましたが、確かに生理のような血でした。
本当は、かかりつけのレディースクリニックでも診てもらったほうがよいのかもしれないけど、いまだ、様子をみています。
それはさておき、GW後の週末+1日休みをとり、2泊3日の温泉旅行に行ってきました!!
今回のテーマは、当初は「温泉に浸かって、自然の中の宿でのんびり」という年配夫婦の旅のイメージだったのだけど、いろいろと情報収集していくうちに、「飛騨牛堪能!トレッキングも楽しむ温泉旅」になりました。
もはや、わたしたちの習慣からお酒は必要なくなり、夫婦揃ってウーロン茶なのですが、美味しいものを食べて、温泉でゆっくりして、いい景色を眺めて少し運動して、2泊でも大満足な旅でした。
…もしも、こどもを授かれなかったら、たくさん旅をしよう。
と前は話していたけれど、こんな楽しくて気持ちも前向きに、夫婦の仲もよくなる旅だったら、「もしも」なんて前置きはなく、どんどん出かけていけばいいと思いました。
週末旅行なら、治療にも響かないよう調整できるかな。
今回の反省点。ストレスコントロールについて。
着床しなかった理由として、何が悪いと決めつけられないのだけど、なにかのせいにしたくなります。
そのひとつが、仕事。
今回は採卵後にポリープ手術があったこともあり、一時的に妊活意識が薄くなり、その間に仕事が忙しくなったり、納期に追われたりして、残業続きでした。上司にも妊活の話はしていたけど、毎日遅い私を見ても、気遣われることはありませんでした。
私の場合、要領よく料理するのが苦手なため、時間がない中、献立を決めて料理するのがとてもストレスなので、残業になった日には、旦那さんと駅で待ち合わせて外食します。
蕎麦屋やファミレスで、気づくとカロリー塩分高めになりがち。
仕事のストレスと、食生活はあまりよくはなかったな、というのが、反省点です。
「不妊治療 仕事」で検索して、いろんな情報を集めていました。
働く女性の「 不妊治療退職」が増加・・・仕事と妊活の両立はなぜ難:telling,(テリング)
不妊治療の4割が働き方を変え、5人にひとりは退職という現実。
わたしの場合、内勤のカスタマーサポートなのですが、担当はひとりだけど、外部委託しているコールセンターをコントロールできていれば、他の部のメンバーのサポートでなんとか成り立ちます。
そのため、不定期連続的な通院でも、メンバーの多大なる協力のもとなんとかやっています。ただ、残業しないと最低限以上、普通のことはできません。大事なことが後回しになってしまいます。
いまはダブルワークだから、高額な不妊治療費を払っても、夫婦で外食したり、余裕を持って暮らしていられるけれど、仕事を辞めてしまったら、家計も苦しくなります。
今月は年度始めで、上司との面談もあるので、また、仕事に対する関わり方もリセットして、案件に引きずられないスタンスをとりたいです。
なんだったら、新しい人をいれてもらって、わたしは時短にしたいくらい。それが認められないなら、辞める覚悟もできています。
この先生の仰るとおり、うまく割り切るしたたかさが必要なのかな。
はじめての凍結胚移植の結果
「あーーー、ちょっとねーー!数字上がってなかったねーー。」と、先生。
ダメだと分かって聞きに来ているのに、やはり、涙がボロボロ溢れました。看護師さんが、ティッシュとゴミ箱を側に置いてくださりました。
今回は着床できなかったようです。
今後のことは、旦那さんと話し合ってから決めるけど、1回ダメだったからと、ここで諦めるのは惜しいと仰っていました。
顕微授精で胚盤胞は最終的に1つしか取れなかったけど、卵巣機能はちゃんと動いているので、次回、採卵するとしても、少し注射を増やすくらいで同じ方法で行うとのことでした。
また、前回の採卵は地獄だったので、今度は静脈麻酔で寝ている間にやりましょうとのこと。
もし、次に「やるぞ!」となったら、生理の3日以内に来てくださいとのことでした。
分かっていたのに、涙が止まらず。
お会計を待っている間も必死でこらえましたが、溢れる涙を拭きながらでした。
そういえば、クリニックに通ってから今まで、待合室で泣いている人を見たことがないな、と思いました。
みんな、どの段階にいるのか分からないけど、私みたいに移植が成功しなかったり、さらには着床したのに流産になってしまった人もいるはずです。
はぁ、こんなことで人前で泣いていてはダメだと思いつつ、そう思うほどに自分が弱くて情けなくて、涙が出るのでした。
お会計後、受付の方に「安静室で休んでいきます?」と聞かれたけど、お断りして、涙を堪えたり拭ったりしながら、家に帰りました。
家に帰るともう、声もあげて泣いて、昨日の夜、よく眠れなかったこともあり、気づいたらお昼頃まで寝ていました。
本当は午後に会社に行く予定だったけど、上司に休みの連絡を入れました。
通院のあとで「体調不良で休みます」とメールしたので、もしかしてつわりと思われないか気にもなりました。
旦那さんからは、「しょうがないよ。でも、二人で楽しく暮らすことが大事だからね」とラインが来ました。
体外受精にたどり着くため、子宮筋腫とポリープの手術を2回も受けて、毎日注射打ち込む日々を乗り越え、採卵では麻酔が効かずにトラウマになり、祈るような思いで出来た胚盤胞。
前回の採卵のあとは、「もう、こんな思いするならやりたくない!」という気分でした。
でも、女性の特徴なのか、痛みというものは忘れていくものなのかもしれない。
また、2回目のポリープ手術のときの静脈麻酔が身体にまったく負担がなかったから、あれなら大丈夫かもと思っている自分もいる。
旦那さんが帰ってきたら、ふたりでよく話し合おう。
だって今はまだ、ポリープをとった後のゴールデンタイムだから。